凡人読書家の書斎(読書&ときどき投資)

日々の読書記録を綴っています。投資もやってます。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【レビュー】Kindle Paperwhite購入しました!

Kindle Paperwhite 念願のキンドルをGET アマゾンで注文していたキンドルが届きました。 コンパクトながら高級感があって、とてもかっこいいです。これで読書もはかどりそうな気がします。 スペックはwi-fi・8GB・ブラック。価格は15,980円でした。キンドル…

邦人奪還 自衛隊特殊部隊が動くとき 伊藤祐靖 新潮社 2020

自衛隊が”もしも”本気になったらどうなる 著者の伊藤祐靖氏は日本体育大学卒業後、海上自衛隊に入隊。イージス護衛艦「みょうこう」航海長在任中、1999年の「能登半島沖不審船事案」に遭遇している。 その後、全自衛隊初の特殊部隊「海上自衛隊特別警備隊」…

アフガニスタンにおけるタリバン台頭は地政学リスクとなりえるか

アフガニスタンでタリバンが政権奪取 アフガニスタンで事実上、タリバンが政権を握った。 果たしてこれは地政学リスクとなりえるだろうか。 まず原油価格の動向に注目したい。中東で混乱が発生した場合、まず原油価格が上昇するのが過去の傾向である。しかし…

仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法 内田和成 東洋経済新報社 2006

大切なのは情報量ではなく仮説だ 仕事で何らかの意思決定をする際、できるだけ情報を多く集めたいと思うだろう。そこから、分析・決断・実行というプロセスに移行していく。 しかし、筆者はこのようなプロセスで仕事を進めることを否定する。 まず、大量の情…

クライマーズハイ 横山秀夫 文春文庫 2006

実際の航空機事故を題材とした圧巻の物語 日航123便墜落事故から今年で36年が経過した。乗員・乗客520名が犠牲になるという単独機として世界最大の事故であった。 筆者の横山秀夫氏は当時、新聞記者としてこの事故の取材にあたっている。それだけにこの作品…

鉄の骨 池井戸潤 講談社文庫 2011

突如「談合課」に飛ばされた主人公の悪戦苦闘 主人公「富島平太」は中堅ゼネコンに就職し、現場監督としての仕事にやりがいを感じていた。現場の職人との折衝に戸惑いつつも「立派な建物を建てる」というゼネコンマン魂にあふれていた。 ところが突如、まっ…

書評の仕事 印南敦史 ワニブックスPLUS新書 2021

年間500冊本を読むには? 著者の印南敦史氏は「ライフハッカー(日本版)」「東洋経済オンライン」「ニューズウィーク日本版」など、数々の媒体で書評を手掛けている。書評だけで月間40本、そのほかにもコラムやエッセイを執筆している。そんな著者の読書術…