凡人読書家の書斎(読書&ときどき投資)

日々の読書記録を綴っています。投資もやってます。

完全文系の初心者が独学でプログラマーになることを決意!

決意のきっかけ 今までフリーランスWebライターをしてきましたが、さらなる収入アップのためプログラミングを習得することを決意しました。 SEの友人がいることもあり、話を聞くうちに「プログラミングって面白そう」と感じたことも今回の決意に至った要因で…

3/31発表 日本株注目材料

日経平均 日足 3月相場最終日、日本株は上昇で締めくくりました。 現時点で確認できている日本株注目材料を確認していきます。 【6562ジーニー】 ネット広告関連企業。決算大幅上方修正。 23年3月期の連結最終利益8.7億円予想を20億円(2.3倍)に上方修正。…

米国株の小額投資を始めました。

スキャルピングから米国株へ転向! これまで日本株のスキャルピングをメインにトレードしてきましたが、心機一転、米国株をコツコツやっていくことにしました。 資金が少ないので、1株から投資可能で分散投資できる米国株を選択しました。(のちのち日本株も…

簿記を知らなくても財務諸表は読める

財務3表一体理解法 國貞勝則 朝日新書(2007) 財務3表とは? 財務3表とは「貸借対照表(BS)」「損益計算書(PL)」「キャッシュフロー計算書(CS)」のことを指します。 本書は簿記を知らずとも、このような財務諸表が読めるように丁寧に解説されていま…

【トレード記録】本日のトレード

損益 取引銘柄 寄り付きは外国人観光客の受け入れ再開の政府方針の発表を受けて、インバウンド関連連銘柄を狙いました。 日本空港ビルディング(9708)がまさかの特買スタート。 ほかの銘柄に移ってちまちま利益出した後、日空ビルが寄って大幅下落していた…

【トレード記録】本日のトレード

株トレード報告 ~久しぶりの更新です!~ 4月上旬より株のスキャルピングトレードを始めました。 松井証券の1日信用を利用しています。 現在までのトレード履歴は以下の通りです。 4月損益 5月現在損益 5月取引銘柄 まだいろいろなトレード手法を試し…

ETF・投資信託を買ってみた

日経平均 日足 日本株ついに本格上昇局面の到来か 菅首相退陣のニュースをきっかけに日本株が大きく上昇を始めている。 このチャンスを逃すまいとETF・投資信託をNISA口座で少額ではあるが買い付けてみた。 ETF:2516 東証マザーズETF 150株 投信:ひふみプ…

【レビュー】Kindle Paperwhite購入しました!

Kindle Paperwhite 念願のキンドルをGET アマゾンで注文していたキンドルが届きました。 コンパクトながら高級感があって、とてもかっこいいです。これで読書もはかどりそうな気がします。 スペックはwi-fi・8GB・ブラック。価格は15,980円でした。キンドル…

邦人奪還 自衛隊特殊部隊が動くとき 伊藤祐靖 新潮社 2020

自衛隊が”もしも”本気になったらどうなる 著者の伊藤祐靖氏は日本体育大学卒業後、海上自衛隊に入隊。イージス護衛艦「みょうこう」航海長在任中、1999年の「能登半島沖不審船事案」に遭遇している。 その後、全自衛隊初の特殊部隊「海上自衛隊特別警備隊」…

アフガニスタンにおけるタリバン台頭は地政学リスクとなりえるか

アフガニスタンでタリバンが政権奪取 アフガニスタンで事実上、タリバンが政権を握った。 果たしてこれは地政学リスクとなりえるだろうか。 まず原油価格の動向に注目したい。中東で混乱が発生した場合、まず原油価格が上昇するのが過去の傾向である。しかし…

仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法 内田和成 東洋経済新報社 2006

大切なのは情報量ではなく仮説だ 仕事で何らかの意思決定をする際、できるだけ情報を多く集めたいと思うだろう。そこから、分析・決断・実行というプロセスに移行していく。 しかし、筆者はこのようなプロセスで仕事を進めることを否定する。 まず、大量の情…

クライマーズハイ 横山秀夫 文春文庫 2006

実際の航空機事故を題材とした圧巻の物語 日航123便墜落事故から今年で36年が経過した。乗員・乗客520名が犠牲になるという単独機として世界最大の事故であった。 筆者の横山秀夫氏は当時、新聞記者としてこの事故の取材にあたっている。それだけにこの作品…

鉄の骨 池井戸潤 講談社文庫 2011

突如「談合課」に飛ばされた主人公の悪戦苦闘 主人公「富島平太」は中堅ゼネコンに就職し、現場監督としての仕事にやりがいを感じていた。現場の職人との折衝に戸惑いつつも「立派な建物を建てる」というゼネコンマン魂にあふれていた。 ところが突如、まっ…

書評の仕事 印南敦史 ワニブックスPLUS新書 2021

年間500冊本を読むには? 著者の印南敦史氏は「ライフハッカー(日本版)」「東洋経済オンライン」「ニューズウィーク日本版」など、数々の媒体で書評を手掛けている。書評だけで月間40本、そのほかにもコラムやエッセイを執筆している。そんな著者の読書術…

Exit イグジット 相場英雄 日経BP 2021

異次元金融緩和に出口(Exit)はあるのか アベノミクスの三本の矢の一つである「異次元金融緩和」をテーマとした経済小説。 主人公は出版社の経済担当記者である。出版社の営業マンから、いきなり記者に異動を命じられるところから物語は始まる。経済記者と…

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— MdN 2016

IT

今人気のWebライターになりたい人への指南書 Webライターは本業としても副業としても、非常に人気が高まってきている。本業として稼いでいる人なら月収100万円以上稼いでいる人もいるそうだ。副業としてもPC一台あれば簡単に始められることができ、在宅ワー…

米テーパリングと日経平均

日経平均株価(日足) 日経平均が日足三角持ち合いを下抜けてきている。 米国のテーパリング開始時期が早まるとの観測が出てきているからではないだろうか。FRBやイエレン財務長官は「現在のインフレは一時的であり、雇用が回復しない限りテーパリングは…

20歳の自分に受けさせたい文章講義 古賀 史健 星海社新書(2021)

すべてのブロガーにおすすめ 本書は「文章はリズムで決まる」を信念に、数々のヒット作を生み出したフリーランスライターの方によって書かれた書籍である。 「20歳の自分に」という言葉がタイトルで使われているが、年代問わず文章を書くことが好きな人にと…

日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません 藤沢数希 ダイヤモンド社 2011

経済音痴の人にも多少経済に詳しい人にもおススメ 本書は月間100万PVを誇るブログ「金融日記」を主宰する藤沢数希氏によって書かれた経済学の入門書である。著者は外資系投資銀行でトレーダーとして活躍していた経歴を持ち、まさに資本主義の最前線で戦っ…

人新世の「資本論」 斎藤幸平 集英社新書 (2020)

マルクスが世界を救う? SDGsや気候変動問題といった地球環境に関する話題が盛んにニュースで取り上げられるようになってきている。しかし、著者はこのようなものは「現代版大衆のアヘン」であると一蹴している。 温暖化対策のために行っている「エコバック…

排出権商人 黒木亮 (角川文庫) 2011

知られざる排出権ビジネスの実態 本書は大手エンジニアリング会社の地球環境室で働く女性が主人公だ。日本でいうところの日揮や千代田化工をモチーフにしているのであろう。物語冒頭では海のものとも山のものとも分からない地球環境室であったが、物語が進む…

現状の原油動向

現状の原油価格動向について 原油価格が下落トレンドに変わりつつあるように思える。 3/15終値でWTI原油先物の期近でマイナス0.33%である。 OPEC供給制限+ドル安で上昇してきた原油だが、ここへきてポジション調整が発生している。大きなファンダメンタル的…

レッド・オクトーバーを追え(上・下)トム・クランシー 文春文庫(1985)

軍事小説の大家トムクランシーの処女作にして最高傑作 ミリタリーオタクにとってはたまらない一冊であろう。舞台は東西冷戦末期のアメリカとソ連。ソ連の最新鋭潜水艦「レッド・オクトーバー」が政治亡命を企てる艦長の手に乗っ取られた。レッド・オクトーバ…

査察機長 内田幹樹 新潮文庫 (2008)

パイロットという仕事 著者は全日本空輸(ANA)で十数年にわたりパイロットとして勤務した方である。その豊富な経験、知識に基づいて描かれた傑作小説だ。 成田ーニューヨーク間のフライトが舞台となっている。しかし、これはただのフライトではない。査察飛行…

英語勉強力-成功する超効率学習- 青谷正妥 DHC (2005) 

英語学習だけでなくあらゆる知識習得法を学べる 本書は英語学習法を指南するものであるが、筆者が提唱する英語学習のフレームワークはあらゆる知識習得の場面で活かせると思う。 日本人は「英語は知っているが、使うことはできない」と言われている。その原…

経済古典は役に立つ 竹中平蔵 光文社新書(2010)

経済古典は役に立つ 竹中平蔵 光文社新書(2010) 優れた経済古典とは分かりやすいパンフレットだ 日本を代表する経済学者で最近YouTubeデビューも果たした竹中平蔵氏の著書である。過去の偉人たちが遺した経済古典を読み解き、それぞれの時代にはどのよ…

エネルギー(上・下) 黒木亮 角川書店(2013)

全世界を舞台に「エネルギー」を巡って、奔走する者たちの物語 本書は石油、天然ガスといった国家にとって必要不可欠な資源について描かれた物語である。資源ビジネスは、単にモノを買って売るという単純なものでなく、政治・金融先物市場・国際情勢・環境保…

路 吉田修一 (文春文庫 2015)

路 吉田修一 (文春文庫 2015) 日本の新幹線が台湾を走る この物語は日本が世界に誇る新幹線技術を輸出するという一大プロジェクトを主軸に様々な人間模様が描かれている。 私自身は鉄道が好きでこの本を読んでみようと思ったのだが、日本の鉄道技術とヨー…